2007年8月7日の結果

今日のような値動きだと、私のシステムはやられにやられる。
過去のバックテストでも1日でのこのマイナス幅は何回かあるので、テスト結果の範囲内ではあるが、さすがにうんざりする。
気になって、過去作ったシステムに6,7,8月のデータを入れて成績を確認したが、やはり現在使用しているシステムの成績はバランスがとれていて良いようだ。

他のサイトのシステムが私のシステム程にはマイナスになっていない理由は判っている。より期待値の高いシステムにした場合、こうした日はやられても仕方が無いと考えるしかない。

2007年8月第1週の結果

8月第1週は順調なスタートを切った。
問題は急騰急落において、スリッページが拡大すること。8月2日のシステム上では16810で買いとなるところを、16840で買いとなり、その差30は大きい。ボランタリティの拡大は望ましいが、同時にスリッページも拡大するのかもしれない。まだしばらく運用を変更しないで検証を続けることにする。

Aシステム成績 290 実際の成績 250
Bシステム成績 130 実際の成績 114

先物1枚に換算(実際はAB合わせてmini8枚で運用中)。実際の成績は手数料を考慮せず。

石川近代文学館

近くの21世紀美術館に大勢の人がいたというのに、この煉瓦造りの建物には私の他に一組しかいなかったという雲泥の差。
古びた本が飾られ空気も独特の匂いがし、こういうのを辛気臭いというのだろう。最近本をとんと読まなくなったなぁと思いつつざっと見ていたが、ここにはこの建物のもともとの四高時代の展示もあり、そちらは面白かった。京都で行われた今で言うスポーツ交流戦に赴く学生を南下軍とし応援するあたり、歴史である。

石川近代文学館

金沢21世紀美術館『我が文明:グレイソン・ペリー展』

声をあげて笑いたくなるのを耐えつつ見てた。てっぺんにのっかったユーモラスな熊の像やらテートギャラリーの前でNO MORE ARTとか日本の祠みたいなものに熊かなんかの像がくっついたのとか、こんなに笑えるアートは最近見たこと無かったな。
セクシャルなモチーフを美術館に持ち込んでそれで良しとするのは、私には飽きがきていて、ペリーの作品もそんなものが多く楽しめはするが心揺さぶられることは無いのだが、それ以外の風刺の効いた作品群や楕円形の作品一つは、実に良かった。ななめの壁にある楕円形をじっと見ていると円に見えてきて、これは美しく気に入った。

金沢21世紀美術館は前々から行こうと思いつつ今日ようやく訪問を実行できた。日曜日とはいえ大勢の人が訪れているのは街中にあって市民と一緒に歩んでいこうという姿勢のおかげでしょうね。朝顔(?)をひもにからませ日差しをさけていたのはお手本にしたいなと思う。周りの芝生と中庭と、建築の開放感は圧倒的で、こういう感じのところにオフィスを構えて仕事をしてみたいものだと思った。

我が文明:グレイソン・ペリー展

2007年8月1日の成績

昨日、ボランタリティの低さを嘆いたがそれがいつまでも続くとは思わないと書いたところ今日は日経らしい大きなトレンドが形成され、順張りシストレは利益を大きく出せる結果となった。ABともシステム上はドローダウン(6月7月のマイナス)から回復した。ただし実際の資金は手数料とスリッページのためにドローダウンから回復はしていない(後60円分で実際の資金もドローダウンから回復する計算)。

今日は、自動売買によって利をのばせるだけのばすことができて満足している。裁量ではどうしても途中で利確してしまいたくなる。今日はザラ場を見ていたので途中のリバウンドではらはらしたが、結局システム通りで正解の日だった。

Aシステム成績 240 実際の成績 235
Bシステム成績 240 実際の成績 230

先物1枚に換算(実際はAB合わせてmini8枚で運用中)。実際の成績は手数料を考慮せず。

2007年7月第5週と7月の結果

7月は、運用上の失敗の可能性を回避するよう改善し、幾つかのバグを修正し、自動売買を続けた。システム上の成績はABともマイナスだったが、他のサイトの順張りデイトレードシステムも今月は厳しい結果であるため、ボランタリティの少ない時は仕方が無いとあきらめるしかない。30日月曜日のようにトレンドが続く時には順張りが有効であるし、そういう日が来るのをたんたんと待つしか無い。いつまでもこうした状況が続くとは思えないが、相場は全ての予測を裏切るので長期間続くかもしれない。私はもう上がるか下がるか予想していないし、する必要もなく、逆にすべきでは無いと思っているぐらいだ。

それにしても私が相場で新しく何かを取り組み始めると、相場環境が悪くなるというのは、なにかのアノマリーなのかしらん。

Aシステム成績 -30 実際の成績 -35
Bシステム成績 100 実際の成績 115

7月合計
Aシステム成績 -50 実際の成績 -175
Bシステム成績 -60 実際の成績 55

先物1枚に換算(実際はAB合わせてmini8枚で運用中)。実際の成績は手数料を考慮せず。

2007年7月第4週の結果トレード

今週のシステム成績はプラスだったが、実際の成績はマイナスとなった。週初から忍耐の続く状況だった。だが、今週も26日(木)の大きな下落を1回取り逃すとシステム成績は悲惨なことになっていたはずで、やはり大きなトレンドを取り逃さないよう続けるしかない。6月7月と自分のシステムに対する信頼がやや弱まっていたところなので、木曜日にきちんととれたことは良かった。AB合わせてスリッページは45。

Aシステムでスリッページが大きいのは売買プログラムのバグのためと判明した。だが、そのバグを修正したとして想定される実際の成績は-20であり、スリッページはまだ大きい。4週連続でBシステムはスリッページに勝っている。AとBとの違いの理由は予想されるので、今後のシステム変更に反映したい。

Aシステム成績 20 実際の成績 -30
Bシステム成績 10 実際の成績 15

7月合計
Aシステム成績 -20 実際の成績 -140
Bシステム成績 -160 実際の成績 -60

先物1枚に換算(実際はAB合わせてmini8枚で運用中)。実際の成績は手数料を考慮せず。

展覧会『昭和 1950′s – 60′s ―人とクルマのオールディーズ―』

車の展示なのだが、車自体にほとんど興味の無い私にとっては、デザインがどうの当時のカタログのレイアウトだの、別のことを考えつつ見てた。ミニチュアや当時の車のおもちゃもあり、当時を生きた人には懐かしいはず。
なんでも古いものはとっとけ、と私は思っている。歴史の記憶は簡単に風化し無くなってゆくし。

この歴史博物館は通常の展示内容の質も高く企画展の内容も良いのに、いつも人が少ない。人の行動の原理として、判りにくいものより判りやすいものを選択する、というのがあると考えている。同じ値段の商品A・Bがあったとして、質はAが良くBはそこそこであったとしても、AよりBの方が判りやすければ、Bの方が買われやすい、ということだ。

商いとして美術館博物館を考えると、たとえ展示内容(商品)の質が良くても、行くまでの交通が不便であったり内容がターゲットとする顧客にまで伝わっていなければ、あまり美術館博物館に赴かない人たちを引きつけることは難しい、ということだ。

福井県立歴史博物館

2007年7月第3週の結果

今週は再びマイナスに転じてしまった。順張りデイトレードには厳しいボランタリティの日々がなお続く。
精度と確実性とをより高めるためプログラムの改良を続けているが、以前ほど大幅に変更することも無い状態である。

Aシステム成績 -130 実際の成績 -160
Bシステム成績 -190 実際の成績 -135

7月合計
Aシステム成績 -40 実際の成績 -110
Bシステム成績 -170 実際の成績 -75

Aシステムは、今週スリッページが30円発生した。
Bシステムは、ティック値の取得が実際のものとずれるシステム上の限界のため-50の損失を回避している。それを考慮すると実際の成績は-185となるが、それでもなおシステム成績より勝っていることになる。

先物1枚に換算(実際はAB合わせてmini8枚で運用中)。実際の成績は手数料を考慮せず。

2007年7月第2週の結果

11日(水)の運用の失敗で実際の成績が-50になったのが惜しい。(PCを別にしたので今後はこうしたことはあまり無くなると思う。)それでもなお、システム合計240 実際245とスリッページに5勝っているのが我ながら驚きだ。

1週間のうち何回か売買を繰り返しているが、多くは細かく勝ったり負けたりとストレスが溜まる。が、12日にあった大きなトレンド1回をとりそこなうと7月の成績のプラ転は無かった。システムトレードは続けることが肝要。

7月はようやくプラスに転じた。このまま6月分のマイナスを取り返してほしいものだ。

Aシステム成績 120 実際の成績 100
Bシステム成績 120 実際の成績 145

7月合計
Aシステム成績 90 実際の成績 50
Bシステム成績 20 実際の成績 60

先物1枚に換算(実際はAB合わせてmini8枚で運用中)。実際は手数料を含まず。
(メモ:Aの実際の成績は本来150だが運用上の失敗で-50の100になった。)