「極楽 −北陸の浄土教美術−」「少年藩主のお国入り 〜松平春嶽と家臣たち〜」

「極楽 −北陸の浄土教美術−」
「少年藩主のお国入り 〜松平春嶽と家臣たち〜」
の企画展を見学してきた。

浄土教美術:曼荼羅や仏像など、お寺や展覧会によく行く人には見慣れた物。

松平春嶽:春嶽の福井入りから家臣による教育など、少年時代を展示。若い頃、女中と話してよだれをたらしている、と家臣にたしなめられるエピソードなど、春嶽の実像が面白い。比喩ではなくてホントによだれをたらしたの?

この博物館は小振りながら上手に福井の歴史がまとまっていて、展示もわかりやすく、好きな場所。ただ、特別展の観覧料を無料にせよとは言わないまでも、100円程度の寸志にしてよ。気楽に入れる状態にしないと、他の娯楽産業に負けます。

平常展示の方を見ていて、縄文時代や弥生時代の衣装や軍装などが展示されているけれど、子供の学校の授業でこうした格好で授業をする先生とかがいると、授業も楽しいかも、とか思いました。

福井市立郷土歴史博物館

福井県全体の、土地の資産額(民有地) 平成15暦年末(2003)

家計(個人企業を含む)

  • 宅地 4兆4396億
  • 耕地 8523億
  • その他の土地 2720億
  • 合計 5兆5639億

法人企業(金融機関を含む)

  • 宅地 1兆0762億
  • 耕地 22億
  • その他の土地 3012億
  • 合計 1兆3796億

合計

  • 宅地 5兆5158億
  • 耕地 8545億
  • その他の土地 5732億
  • 合計 6兆9435億

考察

人口82万人の福井県において土地(民有地)の価格の合計は、約7兆円。
県民1人あたり、約850万円。

このような数字にどの程度まで意味があるのか不明。ただ、全国の都道府県の中で、相対的な位置を示すのには有効だろう。東京が197兆7672億円と1番で、鳥取が3兆6852億円と最下位でおおむね順当である。

出典

Safariでヒラギノフォントの指定を有効にするコツ

font-family : "HiraKakuPro-W3", "ヒラギノ角ゴ Pro W3", sans-serif ;
font-family : "HiraKakuPro-W6", "ヒラギノ角ゴ Pro W6", sans-serif ;
font-family : "HiraKakuStd-W8", "ヒラギノ角ゴ Std W8", sans-serif ;
font-family : "HiraMaruPro-W4", "ヒラギノ丸ゴ Pro W4";
font-family : "HiraMinPro-W3", "ヒラギノ明朝 Pro W3", serif ;
font-family : "HiraMinPro-W6", "ヒラギノ明朝 Pro W6", serif ;

を基本とする。

ポストスクリプト名のHiraKakuProを使うのがテクニック

これを、h1,h2などに適用するには、font-weightのboldを無効にし、

h1 {
    font-family : "HiraKakuPro-W6", "ヒラギノ角ゴ Pro W6"
                    , sans-serif ;
    font-weight : normal ;
}

となる。

更に、Windowsに対応させるとしたら、例えば、Microsoft Officeをインストールするとあるはずの「HGP創英角ゴシックUB」を使用する。

h1 {
    font-family : "HiraKakuPro-W6", "ヒラギノ角ゴ Pro W6"
                , "HGP創英角ゴシックUB", sans-serif ;
    font-weight : normal ;
}

仮に、WinIEで、h1,h2などで、”HGP創英角ゴシックUB”を使わないとし、boldを指定するのなら、

h1 {
    font-family : "HiraKakuPro-W6", "ヒラギノ角ゴ Pro W6"
                , sans-serif ;
    _font-weight : bold ;
}

font-weight : bold ; の前の、 _は、Win IEのみに適用するためのコツ。

このようなことをしなければいけないのは、
名称に日本語文字を含むフォントファミリの指定を無視する

というバグがSafariにあるためで、バグ直ったら以上の事は忘れてよいテクニック。

原子力災害のリスク

原子力損害の賠償に関する法律

第2章 原子力損害賠償責任
(無過失責任、責任の集中等)
第3条 原子炉の運転等の際、当該原子炉の運転等により原子力損害を与えたときは、当該原子炉の運転等に係る原子力事業者がその損害を賠償する責めに任ずる。ただし、その損害が異常に巨大な天災地変又は社会的動乱によつて生じたものであるときは、この限りでない。

地震やテロで原子力発電所が壊れ、放射性物質に汚染され、人が被爆し死んでも建物が使えなくなっても二度と農地で作物を育てる事ができなくなっても、

電力会社はなんら補償をしませんよ

というのを保障している素晴らしい法律。この場合、代わりに「国の措置」というのがあるようだが、具体的に国は何をするのだろうか? 国には全く期待できないので、この場合のリスクは最高限度を見込んでおく。

また、一般の生命保険や損害保険などは、テロや放射性物質の災害を補償しない。

地震の被害に対して支払われた保険金額 合計

損保は、保険会社の合計。
JA共済は、建物更生共済 むてき の合計

保険会社とJA共済との集計の基準に違いはあるはずだが、詳細不明。
この数字から、実際の建物の被害を受けた被害者が期待した保険金を受け取れたかどうか不明。合計金額/件数 の平均値を出したとしても、被害の程度は様々なため、あまり参考にはならないかも。

保険会社には、全損、半壊など、実際の例を写真を入れて説明し支払われた保険金の額を示してほしいと思う。

よく考えた上で地震保険に入らない、という選択をするのなら仕方無いが、住宅ローンを組んだ時には(考える事はたくさんあるけれども)地震保険に関してもよく考えるべき。

1995/1/17 兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)

損保 65,427件 783億円
JA共済 101,533件 1188億円

2000/10/6 鳥取県西部地震

損保 4,075件 29億円
JA共済 16,695件 79億円

2001/3/24 芸予地震(広島ほか)

損保 24,429件 169億円
JA共済 35,897件 153億円

2003/7/26 宮城県北部を震源とする地震

損保 2,427件 21億円
JA共済 16,262件 197億円

2003/9/26 十勝沖地震(北海道)

損保 9,940件 56億円
JA共済 1,078件 31億円

2004/10/23 新潟県中越地震

損保 139億円(見込みを含む)
JA共済 475億円(見込額)

出典・参考

地震保険

要点

  • 地震保険法という法律が枠組み

  • 民間保険会社の地震保険の再保険を政府が引き受けている。保険会社と政府合わせて合計5兆円が限度額(2005年4月から、限度額が5兆円に引き上げられる予定)

  • 地震の被害のみなら保証されるが、地震で原発が破壊され放射性物質に汚染されたのなら、地震保険では保障されないようだ

住宅ローンのある人は、余裕がなくても地震保険はかけた方が良いと考える。ただし、原子力の災害は対応されない。必ず発生する東海地震によって浜岡原発が破壊され関東一円が放射性物質に汚染されるリスクを考慮すべき。ただ、考慮すべきと言っても、もしほんとうにこのような結果になったら、日本は崩壊するだろうし地球環境に深刻なダメージを与えるだろうから、地震保険がどうのこうのと言っている場合では無くなるだろうが。
電力会社と原子力行政のでたらめな体質は今後も変わることは無いだろうと判断するので、原発災害の可能性は高いと考える。

今回の新潟の地震で、どの程度の被害で保険金は幾ら支払われたのか、確認しておきたい。

地震保険をかけるので安心するのでは無く、一番最初に行わなければならないのは、防災準備。防災用品を整え、地震に強い家にするのに労力と時間とお金を使わなくちゃいけないと思う。

国民年金基金

年金制度の自営業者向け2階建て部分の話。

国民年金基金の運用利回りの推移(単位:%)
  11年度 13.8
  12年度 △9.9
  13年度 △4.0
  14年度 △14.2
  15年度 19.1

となっている。
年金資産の運用は、堅実な利潤の確保を目指すものだと私は思っていたが、国民年金基金の実際上の運用方針は違うようだ。

平成12〜14年度の運用利回りのマイナスは、国内外の株式の長引く調整が主因

と書かれているが、つまりは彼らの運用ミス。何もしない方がましだった、と言える。
15年度には、19.1%もの利回りをはじきだしているが、これはつまり、投資ではなく投機を行っていると私は判断する。

このようなところに保険料を納付して将来期待される年金を受け取る事ができるか、各自で判断すべき。

基金が解散した場合のお取り扱いについて

仮に当基金が解散した場合は国民年金法に基づき、基金の解散時点での残余財産額を加入者で分配することとなっており、それまで支払われた掛金額を下回ることもありますが、国民年金基金連合会へ移管して将来年金として受け取ることができるような措置を講じております。

判りにくいが、支払った掛金以下の額しか受け取ることができないので、損をする可能性もありますよ、ということ。本来は、このようなデメリットに関する重要な事項は、メリットを強調するのと同程度に強調して提示するべきだろう。

今すぐあるメリット

  • 掛金は所得控除優遇措置

将来のメリット(将来になればなるほど、実際はどうなるか分らない)

  • 長生きすればするだけ得?

デメリット

  • 早く死ぬと損?

支払い総額より受け取り総額が大きくなる、年齢の分岐点を知っておく必要があるようだ

世代別加入の留意点

  • 50代は、10年ちょっと先のこと。見通しがたて易いので、余裕があれば加入しても良いかも

  • 40代は、20年先のこと。将来社会状況が悪くなったしても年金の受け取りまではあまり影響は無いと判断するなら、加入してもよいかも

  • 30代は、30年先のこと。かなり見通しが不鮮明なことを理解した上で加入の判断をすべき

もし私であったら、確定拠出年金の方を年金積立に利用する。(研究中。結論は変化する可能性あり)

「テナントミックス」がまちを変える!

講師:株式会社アール・アンド・シー 西野公晴(中小企業診断士)
2004-11-15
http://www.fcci.or.jp/ftown/041115/simpo.html

要点

  • サードプレイスとしての価値を目指す(スターバックスをお手本)
    ファーストプレイス:自宅  セカンドプレイス:学校・職場
  • 郊外店舗には規模では叶わないので、機能で差別化
  • 郊外店舗は平日は弱点なので、中央は平日の集客をめざす
  • 店舗を集める募集パンフレットの作成
  • コンセプトに合わない店舗には退場してもらう
  • 少子高齢化の具体的数字の指摘
  • 町丁別程度に区分されたメッシュ地図で、人口動態が判り易く示された

メモ・感想

  • 街作りとして、中心市街地のみに資金と労力とを投入することのみ語られているが、福井市の他の地域との格差はより開く。「東京と地方」との構図が、福井市における「中心市街地と他の地域」にあてはまることになる。

  • 中心市街地の商店が、大規模ショッピングセンターの手法を取り入れることができるかどうか。よほど熱意のある強力なリーダーシップを持った人がいなければならないだろうが、そんな人はいるの?(昔のだるま屋百貨店の創設者坪川信一のような?) そういう人がいたのなら今の現状は有り得なかっただろうし、今後出てくる可能性は低いと見る。つまり、中心市街地の再活性化の可能性は低い、と考える。店舗店舗で個別に優れたものは出てくるが、全体としてまとまって優れた物になるのは極めて困難。

  • 郊外店舗に完膚なきまで叩きのめされていても、少子高齢化の悲惨な未来を示されても、それを受け入れることの出来ない人間は多い。そのような人間に限って、希望的観測のみを受け入れ、しかも、その有り得る事は無い明るい未来に向かって、労力と時間とを投入しない。そのような人が多いから、今の現状に繋がっているのではないのか?

  • かなりの数の人達が参加していた。参加している人達は意欲ある人達であろう。この中で、福井市の近未来が少子高齢化の進展で限りなく暗いということに気づいている人の割合はどのくらいであろうか?

  • 町丁別規模の人口動態のメッシュ地図が示された。前々から、ローコストで手に入れて、研究の資料としたいと考えていたもの。様々なデータをマッピングすることは極めて判り易くなるので実に重要

はじまりはじまり

このブログの方針は、色々考えてみたけれども、方針を定めないでやってみる。例えば、適度な文章量を記載する方針にしようかとも考えたが、どうでもよいような短文を掲載してもまあいいか、ということにした。

書く内容は、私が関心をもっていること。それは多岐にわたる。html,cssや、カフェや、ファイナンスや、福井市と日本との将来。そのため、最初は「お菓子を焼いて、お茶会しましょう」の1コンテンツにしようかと考えていたけれど、カフェ以外の話が多くなるので、「modern design laboratory」のタイトルをかぶせた。そう、忘れていたけれど、私は近代主義者だった。

用例

厳密な事実確認を行えなくても、推論を記載してゆく。その場合には、「?」マークを語尾に付けることにより、厳密な考証が行えていない事を示す。