失業者数と自殺者数

今後、15年間の地方都市の動向は、血をみることになる、と私は主張しているが、その証左は「図録▽失業者数・自殺者数の推移(月次、年次)」を見れば一目瞭然。

急激な人口減少は、会社の整理・倒産
→失業者数の増加要因 →自殺者数の増加要因

となることは容易に予測できる。統計には表れないが、自殺に至らないまでも見通しのたたなさに苦悩する人は自殺者数の何倍もいるはずだ。

人口減少が伴う為、実数の動向は分からないが、なんら対策をとらなければ10万人あたり24.1人の自殺率(2000年)は上昇することになる。

注:自殺には、健康問題を理由としたもの、経済・生活問題を理由としたもの、と大きく2つの理由があることに留意すること。