国民文化祭:朝倉文化フェスティバル:薪能

舞台

2005-10-28

能(宝生流)「半蔀」佐野 由於 ほか
狂言(和泉流)「成上り」小笠原 匡 ほか
能(観世流)「山姥」武田 欣司 ほか

Gecko Cafeのオーナーさんが観たがっていたけどお店があるので行けないと言っていた舞台を観てきました。今度あったら羨ましがらせるつもり。

ネットに掲載されているシャトルバスの運行表は不備だね。行ったらすでに行きは終わってる。けれど、私と同じように後から来た人もいて臨時にバスが出る事に。ちらしには時間がより細かく書いてあるのに、ネットにはそこまで掲載されていないんだから。

バスに揺られてすでに眠くなりつつ会場に到着。

半蔀

幽玄である。シテが幻想そのもの。能面と装束と舞とが見事に調和していた。能とはこういうものであったんだ、とはっきりと理解できた。能の凄みを何度目かの鑑賞にしてようやく知ったわけだ。

舞台の背景となっている唐門、その側の木、更に山の木々と、素晴らしい雰囲気に心うたれる。

成上り

狂言は今の日本語に近い言葉なので可笑しさが解る。人の動きが極端に形式化されている。

山姥

「やまんば」という言葉ぐらいしかわからない。

建物の中で観るなら心地よく眠れたと思うのだけど、ますます寒くなってくる。入場のさい渡された記念品の毛布にくるまって耐えた1時間。