安野モヨコ『ジェリービーンズ』

主役の女の子マメは、なりたい自分に向かってまっしぐらに突き進む。夢見ているだけではなくて、実現のために努力につぐ努力をするという点が自立した人のあり方を示す良い物語になっている。(人生は、待ってるだけでは何もやってこないよ!)

『ブリジット・ジョーンズの日記』が、つまるところシンデレラストーリーに過ぎないと読んで判った時には本を放り出したくなったが、それとは全く逆に、努力するマメを見て応援したくなり自分もちゃんとしなくちゃと励まされる。

えっ、もう終わりなの! のわずか4巻だけど、マメの青春は深く女の子達に影響を与え続けることになるだろう。

安野モヨコ オフィシャルウェブサイト 蜂蜜