会計の目的

会計の目的の一つは税務だが、それより更に重要なことは、現時点でのファイナンスの状態がどうなっているのか?ということだ。現時点での資産・将来の見通し、それらを把握し分析し、絶えず変わりゆく資本主義の競争の中で生き残ってゆかないといけない。もちろん、個人も一緒。

伝票を入力するだけで必要なことは全て計算され尽くされる会計ソフトを未だ導入していないところは同業他社に完全に負けており、時代の流れから外れすぎていて、おそらくその会社が無くても誰も困らないだろう(もちろん、針の穴一点突破戦略を取り成功しているなら、例外となったりするだろうが)。

世の中にただあるだけ、世の為にもならず利益も出さず、という事業所は、単に会社ごっこをしているだけ、と私は思っているが、現在私の住んでいる地方都市にもそんな事業所は多くある。