福井市:年次別事業所数・従業者数



事業所数 従業者数
1960 11,217 74,638
1963 12,085 89,673
1966 13,170 99,966
1969 14,757 108,623
1972 15,583 125,128
1975 16,353 129,583
1978 17,740 134,230
1981 18,637 145,397
1986 19,303 148,856
1991 19,212 159,221
1996 19,058 166,208
2001 17,652 154,693

事業所数は、1986年頃~1991年の間がピークだった。2001年時点での事業所数は、1978年時点以下である。
1978年時点に比べて、現在利用できるオフィス面積は当然に増加しているわけで、空き家となっているオフィスが増えている状況に合致する。

従業者数は、1996年前後、つまり、団塊Jr世代が就職しつつある時期がピークになっている。
団塊世代と団塊Jr世代が同時に働いている現時点以上にオフィス需要は無く、団塊世代の引退はオフィス需要にマイナスとなる。

今後、現在空いている賃貸オフィスに借り手がつくことはほとんど無い。将来、オフィスの需要は更に減少するので、更に空きオフィスが増加する。既存の借り手のついている賃貸オフィスも、値下げの圧力が大きくなるため収益が悪化。全体として、収益還元法から評価する不動産価値の減少要因、同時に固定資産税の減少要因となる。

出典

平成15年度版 福井市統計書