ジャワの風と光の中で

多数の作家の作品を見ながら、つらつら考えたこと。
布に描かれた文様や柄の配色の割合そのままの配分で、コントラストをなすように棒状に塗るだけにしてみる、というのだけでもそれは美しいだろうと考えた。また、作品ごとのそのような色彩の配分だけに注目したものを比較することも、新しい発見があるだろう。作品の中から絵や柄といった要素を取り除き、色という要素のみに昇華することに、美しさの本質への手がかりがあるような気がしてならない。
(図で例示しないと意味がよくわからないと思う。これはいずれ)

ジャワの風と光の中で

映画『ビッグ・フィッシュ』

この映画のようなファンタジーの物語は、日本の映画監督のなにかの作品に似ているような記憶があるんだけど、どの作品だったかなあ。ハリウッドのファンタジーはあっけらかんとした明るさがある。対して、日本映画のファンタジーは、仮に明るくつくっていてもどこかじめっとした暗さがある感じ。日本映画はハリウッド程、お金をかけていないからかもしれないけどさ。

キャストのスティーブ・ブシェミは、出てくるだけで笑える。変態な性格に、はまり役過ぎる。そんな役柄のイメージがついてしまうのは、役者としてはいいのか悪いのか。

ビッグ・フィッシュ