使い方
共通のボタン
- 領収証入力:領収証入力画面です。
- 一覧:領収証を一覧で表示します。
- 検索:領収証を条件で検索します。
- フォルダ:選択しているレコードで作成されたPDFを選択してフォルダを開きます。
- 設定:設定画面を表示します。
- About:領収証 管理印刷データベースについての情報を表示します。
領収証入力
- 新規:新しい領収証を作成します。
- 印刷とPDF:印刷とPDF出力を行います。ランタイム版ではPDF出力は行われません。[印刷済]になります。
- PDF:PDF出力を行います。ランタイム版ではPDF出力は行われません。[印刷済]になります。
- 宛名:一覧を編集してよく使う宛名を追加できます。
- 但:一覧を編集してよく使う但し書きを追加できます。
また、「××代として。 銀行振込: ○○銀行 入金日・ 名義・」の項目は、銀行振込で受け取った時の領収証にはその詳細を記すことが(国税局によって)推奨されている(らしい)ためです。
記載が長すぎると、印刷されない文字が出てきます。 - 入力必須:チェックすると、領収金額と、現金・小切手・銀行振込・その他の合計金額が一致しない場合、[印刷&PDF][PDF]を実行できません。
一覧
- は印刷済を示します。また、PDFが保存されている場合、クリックするとそのファイルが開きます。ファイルのアドレスが違う場合は、続けて設定できます。
- 印刷,No,領収日・・・の項目をクリックすると、ソートされます。
- 2008,2009,2010・・・ 年を選択します。次に、1年間あるいは、1(月),2(月)をクリックすると、その期間の領収証が表示されます。
- 全て:全ての領収証が表示されます。
- 但し:ポップアップヘルプに、その全文が表示されます。
検索
- 新規条件:ORとなる条件を追加します。
- 検索実行:検索を実行します。
- 詳しい機能は、ファイルメーカー社のヘルプ(PDF 4.56MB)を参照して下さい。
アカウント
- 完全アクセスのできるアカウントは、 Admin
パスワードの初期値は 0123 です。
アカウント入力のダイアログでパスワードを変更できます。変更したパスワードは必ず別途保管して忘れないようにして下さい。 - 設定を変更できないアカウントは、 User
パスワードはありません。
また、印刷済みの領収証のデータを変更することもできません。 - 設定画面で、設定を変更する時、Adminアカウントにし、通常は、Userで領収証の新規作成印刷を行うと良いでしょう。
- 起動アカウント名:データベースを起動しログイン(Userでログインします)後、設定したアカウントに強制的に再ログインします。
- 設定画面と、領収証が[印刷済]の場合は、Userでは変更できません。
消費税・住所・名前・印紙・画像
消費税の計算は、ファイルメーカーの計算で
金額 - Round ( 金額/(1+システム::消費税率); 0 )
としています。
Round ( 金額/(1+システム::消費税率); 0 ) は、FileMakerのHelpによると、小数点第一位で四捨五入になるはずです。住所と名前:書式も設定できます。名前のフォントを太字のフォントにしたりできます。
変更すると、すでに作成済みの領収証での表示も変更されます。
PDFを作成すると、書式のフォントはPDFに埋め込まれるので、フォントを複数使用するとその分、ファイルサイズが大きくなります。印紙:印紙欄の文章を指定します。変更すると、すでに作成済みの領収証での表示も変更されます。
印紙欄の、空白・「印紙税申告納付につき税務署承認済」の他に、電子領収証であることを明記するために「電子領収証につき、印紙税非課税」という言葉を付け加えてみました(私のオリジナルの文言)。また、電子領収証であることを明示する方法として、印紙欄では無くPDFに透かし文字「これは電子領収証のコピーです」を入れ、プリンタで印刷する時に透かし文字も印刷されるようにする方法もあります。領収証を紙で相手に渡すのではなく、作成したPDFを電子メールで送付する(あるいは、PDFでなくても単に電子メールに領収した旨を記載し領収証とする)なら非課税となります。さらに、このPDFを受け取った受取人が紙に印刷してもそれに印紙を貼る必要はありません。
次のシリアル番号:領収証を新規作成した時に、自動的にNo(シリアル番号)がつけられます。この次のシリアル番号を変更できます。ボタンを押すと、ダイアログボックスが表示されますから、変更する場合は数字を指定して下さい。
シリアル番号を、このデータベース全体を通しての通し番号にする方法以外に、例えば、2008年は200800000から、2009年は200900000から、のように年が変わった時に変更すると、Noによって区分ができます。
Ver 1.3から、シリアル番号に数字以外のテキストも利用できるようになりました。
ファイルメーカーファイル版でこれを変更するには、レイアウトでフィールドの大きさと、フィールド「No」のオプションで上限値とを変更して下さい。このデータベースでは、印紙欄と住所名前との文字列を、発行したそれぞれの領収証固有の情報として保存しません(もちろん保存するようにデータベースを構成することもできますが)。
画像: 画像の設定を参照。
印刷その他
- 印刷プレビュー:チェックするとプレビューを150%に拡大して表示します。
- 印刷設定:チェックすると、プリンタで印刷する際に、設定画面を表示します。
- 控え:印刷するかしないかを設定します。
- A4レイアウト:印刷するにチェックを入れると、A4の用紙で印刷します。控えにもチェックを入れておくと、領収証と控えとをまとめてA4で印刷します。チェックを入れない場合は、A5用紙に印刷します。
- 新規作成:確認するにチェックを入れると、[新規]ボタンを押して領収証を新規に作成する際に、ダイアログボックスが表示されます。
- バックアップ:「日付+時刻+領収証バックアップ」のファイル名
「自動バックアップ」のファイル名(上書きされます)
バックアップを行わない
3種類の設定ができます。
[領収証バックアップ]フォルダは、データベースのファイルと同じ階層になければなりません。
- PDFの設定は、ランタイム版では利用されません。
- 保存フォルダパス:PDFを保存するフォルダを指定できます。このフォルダ以下に、2007,2008,2009,2010,…のフォルダがなければなりません。
- PDFファイル:印刷後開くをチェックすると、作成されたPDFを開きます。
- PDFパスワード:PDFにパスワードを設定しPDFを変更できなくします。この欄をブランクにした場合、PDFにはパスワードが設定されている様に見えますが実際は設定されていない状態で保存されるようです。
- PDFファイル名:PDFのファイル名を、「日付_時刻_No」にするか、ファイル毎に宛名を使うかを選択できます。
- PDF追加名:PDFのファイル名のNoの後に追加する言葉を指定できます。
データ移行
レコードインポート。データベースのデータを移行することができます。2回、ファイルを選択するダイアログボックスが開かれますので、拡張子.fp7のファイルを選択し、Shiftキー押しながら開いて下さい。Adminアカウントでログインします。最初はシステムのテーブルをインポートします。次に、領収証のテーブルをインポートします。
システムのテーブルのインポートの時は、「対象レコード内の既存のレコードを更新」を選択して下さい。
ランタイム版のデータをインポートするには、起動時にバックアップファイルが領収証バックアップフォルダに作成されるように設定しておき、一度ランタイム版を起動します。拡張子.fp7のバックアップファイルが作成されるので、それをインポート元のファイルとして選択します。
ファイルメーカーファイル版の場合、インポート元となる.fp7のファイルを先に開いておいたままの状態で、ダイアログボックスでファイルを選択するという方法がとれます。詳しくは、ファイルメーカーのヘルプをご覧下さい。
ライセンスパスワード登録
3ヶ月の試用期間後は、ソフトウェアをご利用頂けなくなります。試用期間後は、ライセンスパスワード登録画面が表示されます。
About画面から、ライセンスパスワードを登録することもできます。