福井市

福井市立郷土歴史博物館

歴史のお勉強。京都の中央政府との結びつきから、徳川政権の親藩であった福井藩だったりしたりと、冴えない今の福井の現状と対比すると涙。明治維新の時に、せっかく雄藩として存在感があったのにね。繊維工業が発展した時、北陸の政治の首都が金沢でも、経済の首都は福井という可能性もあったはずなのにね。だるまや少女歌劇団が存続していたら、今の宝塚の数分の一のスケールであっても文化的知名度は大きかったはずだけどね。あり得た可能性を考えてしまうのは、数字に基づきながら調べて行くと、この地の近い将来の予測があまりにも暗いから。
復元された舎人門(とねりもん)など、展示内容は良いものです。

福井市宝永3-12-1
http://www.history.museum.city.fukui.fukui.jp/

養浩館庭園

それほど庭園に詳しい訳ではないけど、日本庭園とはこういうのを言うのでしょう、きっと。でも、欧米文化圏の人から見れば中国庭園と区別がつかないんじゃないかな。仏像などの日本の伝統文化を「中国っぽいなあ」と思いながら眺めることが私は多いです。

福井市宝永3-11-36

福井城址

本当にここは公園にするのがベストでした。日本にお城がほとんど残っていないのは明治維新の時に壊してしまったから(1873年の廃城令)で、伝統文化に対する敬意が日本は薄いなと思います。イギリスには古いものが残り続けているのを目の当たりにした時、そのことを痛感しました。廃城令の趣旨を調べきれていませんが、旧武士の反乱の拠点になるのを警戒したのか、あるいは既存の権威を否定するため象徴となる城の破壊を意図したのか、どちらの理由であれ建築として良いものは残しておいてほしかった。今更、城の一部を復元しようという動きもあるくらいですから。

福井市大手3

柴田神社

柴田勝家と妻お市をまつる神社です。
発掘された北の庄城と思われる笏谷石(しゃくだにいし)の石垣が少し。笏谷石は、全国に運ばれ使われました。地元ではあまりにも身近すぎてその価値が忘れられています。

福井市中央1-21-17

越前海岸

荒々しい岩が続く海岸は、見飽きない。

弁慶の洗濯岩

奇岩。荒れる天気の日がこうした岩にふさわしい。

福井市自然史博物館

足羽山に建つ博物館。ここの屋上は福井の街をみる最も良い場所です。
遠くには白山。手前には山が重なるように連なっています。なるほどこれが越山若水。越前の山々の稜線が美しいと思えたのは初めてです。山の明媚さは、こうして遠くから一望に眺めることにあったわけですね。
博物館自体は小粒ながらも、足羽山の笏谷石にスポットを当てており、勉強になりました。そっか、火山灰からできたものだったのか。笏谷石はここで切り出された後、九頭竜川を利用して三国湊まで運ばれ、北前船に載って日本海の各地に運ばれた、という歴史を覚えておきましょう。

http://www.nature.museum.city.fukui.fukui.jp/

福井市水道記念館

福井に古い建物がほとんど残っていないのは、空襲に震災に洪水と災難が続く土地柄もありますが、それよりも歴史を形として残す努力を払わないことに問題ありです。この建物は解体されずに残って良かったです。
1924年(大正13年、モボ・モガの時代)の上水道の給水が開始された時から、1991年までの67年間使われていた建物。中には当時の技術力がわかるモーターが設置されています。

福井の近代的な上水道は大正時代から。それまでは、井戸や芝原用水を利用していた。という歴史を確認。

http://www.city.fukui.lg.jp/d510/kkyusuik/sisetu.html
http://www.city.fukui.lg.jp/d510/kkikaku/shistory.html

足羽山:愛宕坂

小ぶりの美術館・博物館があり。 毎日の上り下りは大変だろうけど、散策には良し。

足羽山:おさごえ民家園

うわぁ、大きい家だよ、とびっくり。江戸時代の豪農・庄屋の民家が素晴らしい状態で移築保存されている。茶色の茅葺の屋根が緑に苔むして美しい。やはり茶と緑は人の目になじむ。実際に住むとなると、春夏秋は良しとしても冬は寒いだろうし台所は使いづらいしで難儀な事ではあるけども。

http://www.city.fukui.fukui.jp/kankou/guide/asuwa/

足羽山公園遊園地

足羽山公園遊園地

子供の遊べる遊具と、ミニ動物園があります。少し暑い日だったからかもしれませんが、どの動物もぐったり生気の無い感じが悲しかった。

福井市山奥町
http://www.city.fukui.lg.jp/d380/zoo/sisetu.html

足羽山周辺:西部緑道

古墳があって、散策によし。

http://www.city.fukui.fukui.jp/kankou/guide/asuwa/

足羽川の桜

堤防沿いの桜並木はやはり春がもっとも良し。
自転車の散策コースとしても良し。

五太子の滝(ごたいしのたき)

越前海岸からだと車ですぐですが、福井市の東の方から来ようとすると山奥だなぁ、と思える場所にあります。近くにはパナウェーブ研究所があります。メディアには、福井市の山奥にあると形容されますが、それはきっとメディア関係者が東の方から来るからだと思います。

福井市五太子町

一乗谷朝倉氏遺跡

往事を偲ぶ遺跡が良いです。復原町並や遺跡資料館で、当時の暮らしぶりがわかり勉強になります。

福井市立美術館

モダンな建物。
カフェの記事を、参考にしてね。


http://www.art.museum.city.fukui.fukui.jp/

福井県立歴史博物館

秀逸な博物館になっていますね。縄文時代から近代までの品々をずらずら展示、時代時代の雰囲気を上手にアレンジして伝えています。
少女歌劇団の探求の徒である私としては、実物の「だるま屋少女歌劇タイムス」をここで見ることが出来たのが嬉しかったですね。
行った時に開催されていた「鳥展−Bird World−」という企画展示のフロアに音楽が流れていて、普通の博物館らしくない感じに意表をつかれました。ガイド犬ミュウくんといいなかなかユニークです。

http://www.pref.fukui.jp/muse/Cul-Hist/

福井県立図書館

周囲の広々とした芝生が楽しい。走りたくなります。
カフェの記事を、参考にしてね。

http://www.library.pref.fukui.jp/

一乗滝

佐々木小次郎関連で語られるが、歴史の事実と物語とは区別しておかないといけないような気がする。

http://www.city.fukui.fukui.jp/kankou/kojiro/top.html

タカスサーキット

タカスサーキット
タカスサーキット

友人が運転して助手席に同乗。先導車つきで4周。
カーブを曲がる時タイヤがキュキュと音をたて、不安をかき立てる。100kmちょいの遅めの速度でしたが、私には充分でした。
車が本当に好きなら、公道は徹底して安全運転を行い、スピードを出したいならサーキットで、というのが当然。けれども、実態は逆ですが。
大きな動物園はなくてもサーキットはある福井というのは人口規模から考えると面白い点。

福井市西二ツ屋町2字1番35号
http://www.fnet.ac/

朝日山不動寺

朝日山不動寺
朝日山不動寺

笏谷石が露出した岩肌が、迫力あります。
お寺自体には、大きな提灯がいくか飾られており、小振りながらも実にそれっぽい雰囲気が良しです。

福井市西木田4丁目
http://www.city.fukui.fukui.jp/siyakusy/hokori100/16.html

藤島神社

藤島神社

新田義貞公さらには明治維新のお勉強。建武の新政や南北朝時代のはるか昔のことが、明治維新の成立理由によって1876年(明治9年)に「別格官幣社」として藤島神社もつくられたという流れ。

参考:湊川神社 - Wikipedia

福井市毛矢町3-8-12

福井市治水記念館

福井市治水記念館

かつて使われていた大きな排水機。

福井市種池2-305
http://www2.fctv.ne.jp/~sisetu/kousha/sisetu/kinenkan.html