だるま屋少女歌劇

1931年(昭和6)12月:少女歌劇十二月公演番組

プログラム

一、プロローグ

だるま屋小夜曲(一景)

桂木妙子 彌生伶子 藤村洋子 御船明子

歌詞と梗

◎ だるま屋小夜曲(一景)

一、驛前通ればネオンが招く 行かにや居られぬあの灯の影へ
かはい娘逹や事務服姿 誠意(まこと)こめたるサービス振りに
買つた品まで ア、ラ、モード

二、賣塲賣塲で色とりどりの 花が咲いたよな千草の花が
かはい娘逹や事務服姿 愛嬌たゝへたあの顏見れば

◎ 春待月の曲(六景)

◎ 唐人お吉(三景)

◎ 小劇生れ出でんとする子(一塲)

◎ 時局小景(三景)

◎ 出雲八重垣梗

合唱部員

山路かほる

芝みつる

星月雪代

椿初美

久世純子

細川澪子