赤白の空間と音楽に騙されちゃいけないよ。ここは、真剣な紅茶の場。だって、店名がSUPREMO、「最高の」「至高の」という意味だよ。せっかく来たので、最上級品とされるダージリンを飲んでみた。できればストレートで、ということだったので、いつもはダージリンであれなんであれミルクを入れるところだけど、おそらく完璧に淹れられた紅茶をきちんと味わうことにしたのであーる。
砂時計の砂が落ちきって、ウェッジウッド(みたい)のポットから注いだ1杯目。あっ、これは飲めます。さわやかな渋みというか、渋みが嫌いな私でも大丈夫。うんうん、いいよいいよ。
それ程時間を置いたつもりじゃ無い2杯目。うっ、渋みがきつい。これは苦手。途中でノリタケ製のミルクピッチャーからミルクを注ぐことになりました。
で、やめときゃよかった3杯目。渋いえぐい。飲めません。ミルクを入れてなんとか飲んだけど、素直に差し湯をして味を薄めれば良かった・・・。これが仇となり気分が悪くなり、もう一つ行く予定だったカフェには行かずに帰ったのだよ、およよ。やっぱり軟水と硬水では、ずいぶん違うね。
と、「紅茶 差し湯」でネットを検索すれば、いろいろと書かれているので、そちらもご参考に。
共通認識にはあまりなっていないはずなので書いておくと、差し湯で紅茶の濃さを変えて飲むのは良いのです。(とはいえ、イギリスにいた時に、差し湯が出てきたところには出会わなかったはずなんだよなぁ)
パーフェクトを目指す紅茶でも、おそらく店主は気楽に味わってほしいと願っているはずだから(僕はそう確信する)、ここでのお茶は、日常の紅茶の時間という感覚でいいんじゃないかな。日曜日の6時だというのに、私以外お客さんがいなかったので心配になってしまう僕だよ。金沢在住の人は、もっと行ってあげてね、と思ってみるテスト。
金沢市片町1-53-1 DOA柿木畠1F
11:00-21:30(土祝前日24:00) 無休
mikihiro